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防災
2020.11.20

災害時のコンタクトレンズと眼鏡

先生、人間はなぜまばたきするか知ってますか。
時には人の過ちに目をつぶってやる為です。
世紀末の詩/野島伸司

ピースアップの宮田です。
毎日とても乾燥しています。
ドライアイとドライスキンの自分にとってつらい季節です。
それでもコンタクトレンズは欠かせません。
普段からまばたきをたくさんするように意識しています。

コンタクトレンズや眼鏡が生活必需品という方は少なくないと思います。
弊社の本社事務所スタッフのほとんどもコンタクトレンズか眼鏡です。
もし災害時にコンタクトレンズや眼鏡がなかったらどうなるでしょう。

災害時の現状

コンタクトレンズはまとめ買いしているから大丈夫。
外出用の眼鏡と自宅用の眼鏡が2つあるから大丈夫。
しかし2011年3月11日に発生した東日本大震災では
コンタクトレンズも眼鏡も不足しました。

視覚障害リハビリテーション協会の東日本大震災の報告によると
2011年3月23日にはワンデータイプのソフトコンタクトレンズを
一人に一ヶ月分無償で配布する支援を開始し
5月末の配布終了までに12,570箱を配布したとのことです。
眼鏡の無償配布は4月3日から開始。
支援開始時期の遅れ、乱視矯正可能な眼鏡は準備できなかった等、
いくつかの理由で眼鏡の配布活動は限定的な支援となったとのことです。

備え

コンタクトレンズ:
災害後の避難所生活では衛生面を考慮しコンタクトレンズではなくメガネに切り替える。
避難所で目の病気になってもすぐに医師の診断や治療を受けることができません。
コンタクトレンズの予備と眼鏡を防災セットに常備しておくと安心です。

眼鏡:
就寝時でも手の届くところに眼鏡を置く。
災害時の破損を防ぐためケースに入れておく。
防災セット用の眼鏡を準備する。

生活必需品

コンタクトレンズと眼鏡以外にも人それぞれ必ず生活必需品があります。
私はドライスキンなので保湿クリームがないと大変です。
普段なら保湿クリームがなくなれば明日、買えば大丈夫と少しのストレスで済みます。
しかし災害後の生活では少しのストレスでも睡眠が取れなくなる可能性があります。
ちょっとのストレスが積み重なって大きなストレスとなります。

生活必需品は災害時には命をつなぐものです。
コンタクトレンズや眼鏡は非常食・保存水と同じく災害時にかかせないものです。
この機会に是非、自分の生活必需品を見直してみてはいかがでしょうか。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
それではまたblogを書きます。

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