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日常・暮らし
2025.03.27

【身体障がい・高齢者向け】災害時に本当に役立つ防災グッズと対策

避難する身体に障害を持つ人

こんにちは、ピースアップスタッフA子です。

日本は地震や台風などの自然災害が多い国です。いつ起こるか分からない災害に備え、日頃からの防災グッズや必要なものの確認、準備が大切ですね。

AI生成による災害のイメージ
AI生成による災害のイメージ

そして、そんな災害時に避難する方々は日常生活行動に支障のない方ばかりではありません。高齢による介護を必要とする方や身体障がい、発達障がいや知的障がいを持つ方など、様々な方がいます。我が家にも、高齢による介護を必要とする祖母がいます。

高齢による要介護者のイメージ
高齢による要介護者のイメージ

災害時の備えは誰にとっても重要ですが、特に発達障がいや知的障がい、視覚や聴覚に障がいがある方、そして身体に障がいがある方々には、特別なニーズに合わせた防災対策が不可欠です。障がいがある方々とそのご家族が安心して災害に備えられるように、具体的なポイントや対策について詳しく解説します。

この記事では、身体に障害のある方や高齢による介助が必要な方の役立つ防災グッズと対策について解説します。

身体に障がいがある方々が直面する防災課題

災害時には多くの情報や行動が必要となりますが、身体に障がいがある方や高齢で介助が必要な方々には、以下のような特有の課題が生じます。

困難のイメージ

  • 移動の制限

    身体の障がいがある方や高齢による介助を必要とする方は、避難所までの移動が困難な場合があります。特に、車椅子を利用している方は、避難経路の段差や狭い通路が課題となることがあります。また、避難時の混乱や暗闇の中での移動は、さらなる危険を伴います。

    困難な段差のイメージ移動が困難なイメージ


これらの課題を克服するためには、災害に備えた周到な準備が不可欠です。

必要な防災グッズの選び方

障がいの種類や程度に応じて、最適な防災グッズは異なります。以下に、身体障がいや高齢で介助が必要な方向けのおすすめアイテムをまとめました。

身体障がいのイメージ

  • 軽量で持ち運びしやすい車椅子
    避難時にスムーズに移動できるものを選びましょう。例えば、折りたたみ式で軽量な車椅子や、介助者がいなくても一人で操作できる電動車椅子などがあります。また、タイヤが大きく、悪路でも移動しやすい車椅子もおすすめです。
    軽量車椅子1(段差が登りづらい)軽量車椅子2(段差も登りやすい)

  • 携帯用トイレ
    避難先でのトイレ利用が難しい場合に備えておくと便利です。例えば、水を使わずに排泄できる携帯用トイレや、凝固剤で排泄物を固めて処理できる携帯用トイレなどがあります。また、ポータブルトイレは、設置場所を選ばないため、災害時にも役立ちます。
    非常用トイレ 50回分 EST050 15年以上保存 汚物袋付き 仮設トイレ折りたたみ簡易トイレポータブル OKT-02 防災士推奨

  • 補助具や装具
    日常的に使用しているものを持参することで、避難生活での不便を軽減できます。例えば、杖や義足、装具などがあります。また、予備の補助具や装具も用意しておくと安心です。
    普段から使っている杖装具のイメージ

  • ポータブル電源
    医療機器を使用している場合や、スマートフォンなどの充電に必要です。ソーラーパネル付きのものがおすすめです。
    RABILISS ポータブル電源 90,000mAhDELTAPro-JP SOLAR400W-JP EcoFlow

  • 医薬品・医療用品
    常備薬、予備の医療機器、衛生用品などを準備しましょう。特に、持病がある場合は、医師に相談して必要なものを確認しておきましょう。
    常備薬のイメージ

実用的な防災対策のアドバイス

アドバイスのイメージ

緊急連絡先の共有

連絡先の共有イメージ

家族や支援者、医療機関などの緊急連絡先を、カードやスマートフォンに登録しておきましょう。例えば、緊急連絡先を記載したカードを常に携帯したり、スマートフォンのロック画面に緊急連絡先を表示したりする方法があります。また、緊急時に連絡を取りやすいように、家族や支援者と連絡手段や連絡時間を事前に決めておくことも重要です。

緊急連絡先には、氏名、連絡先、アレルギー情報、持病、服用中の薬などを記載しておくと、救助活動に役立ちます。

↓緊急通報や連絡先をスマホに登録する方法↓

緊急通報設定方法緊急連絡先の追加

避難経路の確認

避難経路の確認

障がいのある方が安全に避難できるルートを事前に確認しておきましょう。自治体のハザードマップや避難経路図などを参考に、実際に歩いて確認することが大切です。特に、車椅子を利用している方は、避難経路の段差や狭い通路、障がい物などを確認しておく必要があります。

避難経路を確認する際は、複数のルートを確認しておくと、災害時の状況に応じて最適なルートを選択できます。また、夜間や悪天候時の避難も想定して、避難経路を確認しておきましょう。

地域コミュニティとの連携

コミュニティのイメージ

自治体や自主防災組織、障がいがある方々支援団体などと連携し、災害時の支援体制について確認しておきましょう。例えば、地域の防災訓練に参加したり、障がい者向けの防災講座を受講したりすることで、災害時の支援体制について学ぶことができます。また、地域のボランティア団体や福祉施設などと連携し、災害時の相互支援体制を構築することも重要です。

地域コミュニティと連携する際は、自分の障がいや必要な支援について伝えておくことが大切です。また、地域の防災訓練やイベントに積極的に参加することで、地域住民との連携を深めることができます。

避難訓練への参加

避難訓練のイメージ

地域の避難訓練に積極的に参加し、実際の避難行動を体験しておくことが大切です。避難訓練では、避難経路の確認や避難場所の確認、避難時の注意点などを学ぶことができます。また、実際に避難行動を体験することで、災害時に落ち着いて行動できるようになります。

避難訓練に参加する際は、自分の障がいや必要な支援について伝えておくことが大切です。また、訓練後には、改善点や疑問点を地域の防災担当者に伝えることで、より実効性の高い避難計画を作成できます。

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まとめ

協力のイメージ

防災対策は一人ひとり異なりますが、早めの準備と適切なグッズの選定が命を守る鍵となります。ぜひ、この記事を参考に、必要な防災グッズを揃え、ご家族や地域の方々と協力して、災害に備えてください。

最後に

このブログ記事が、身体障がいや高齢で介助が必要な方々の防災対策に役立つことを願っています。

※この記事での表記について:日常生活に支障のある方の表現として、差別的な意味合いを含まない表現として、イメージがマイルドになる平仮名を使う『障がい』という表現を採用しています。

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