「大丈夫？大丈夫？」という声で目が覚めました。
さっきまで夢の中、気がつくと薄暗い中、祖母の顔があって
私の頭を撫でるように祖母の手がありました。
冬なのに、私の頭から汗がびっしょり流れてくる。
「おばぁちゃん、どうしたの？」と声をかけると同時に地面が揺れる。

目が覚めてくると、この目に映ったのは
タンスが、テレビが、本棚が倒れて積み重なっている光景でした。
そして、朝日とともに見えてきたのは、私の頭から流れているのは、
汗ではなく、祖母の血でした。

地震でタンスが倒れてきたとき、隣で寝ていた祖母がとっさに守ってくれていたのです。
運悪く、そのタンスの角が手に刺さり祖母は負傷していました。
祖母が守ってくれてなければ、私はここにいないかもしれません。

1月17日や明日の防災の日が近づくと思い出すことです。
これが私の阪神大震災の体験です。

はじめまして、ピースアップの山下です。

皆さんは大地震に直面したことはありますか
近いうちに南海トラフ・都市直下型地震も来ると言われています。
けれど、残念ながら、その日がいつ来るなんて誰も知りません。

地震・災害は突然やってきます。
そして、大事な人が家族が被害に遭うかもしれません。
とっさの出来事、あなたはその時どうしますか？

万が一のその時に必要なのは、予防と対策です。

何かがあったとき、私達を助けてくれるものがたくさん増えてきました。
阪神大震災の時にあれば、どれだけ嬉しかっただろうと思う商品が多々あります。
でも、それがあったからこそ、生かされた商品もあります。

今思えば、タンスなどに固定器具をつけていれば
祖母は私のせいで手が不自由になることもなかったと未だに罪悪感を感じます。

そんな私のような後悔が少しでも生まれないように
これから、震災時に思った事も踏まえ、
防災用品や減災対策、予防について
お話出来ればと思います(*^^*)

※8/30～9/5まで　防災週間なります。防災の日は9/1です。
NTTでは、災害用安否確認サービス「災害用伝言ダイヤル（１７１）」
および「災害用伝言板（ｗｅｂ１７１）」の体験利用ができます。
この機会に、体験してみてください。
万が一の時に、きっと役に立つはずです。
https://www.ntt-west.co.jp/dengon/web171/taiken.html