- 日常・暮らし
- 2024.02.07
遠く離れた場所からできる支援「義援金の寄付」安心して行っていただくためのポイントをお伝えいたします
みなさん、こんにちは。ピースアップのまつ子です。令和6年 能登半島地震で被災された皆さまならびにご家族の皆さまに心よりお見舞い申し上げます。
日を追うごとに明らかになる被害状況を見て、自分にもなにか出来ることはないかと思う方も多かったと思います。
遠く離れた場所でもできる支援として「義援金の寄付」があります。
今回は能登半島地震で被災された方々への支援の重要性と、安心して義援金の寄付を行う際のポイントをお伝えいたします。
義援金とは
義援金は、災害や緊急事態において、迅速な支援を提供するために寄せられる寄付金です。個人や法人が自発的に行い、被災地や被災者に直接送られます。これは即時かつ具体的な支援を可能にし、災害発生時には国や自治体が呼びかけ、社会全体が協力して善意の寄付を行います。義援金は、被災地の復旧や被災者の生活再建など、直接的なニーズに対応するための資金として活用されます。
なぜ義援金が有効なのか?
募金の有効性は、迅速な支援提供、柔軟性と適応力、コストの最適化、地域経済の支援、国際的な協力に基づいています。災害発生後に即座に集まり、使途が柔軟で変化するニーズに適応でき、物流コストを削減して支援に効率的に利用されます。現地調達が促進され、地域経済が活性化し、国際的な協力を呼び起こし、広範な支援が提供されます。組織選定と透明性の確認が必要です。
どんな団体に寄付をすればいい?
もっとも一般的な寄付は、非営利団体への寄付です。非営利団体とは、営利を目的としない組織(団体)のことで、公式サイトなどでは活動の内容の詳細を閲覧することができます。
内閣府の防災情報ページからもいくつかの団体が紹介されていますので、そちらを利用して寄付をするのも良い方法だと思います。
内閣府 防災情報のページ
義援金で何が行われるのか?
日本赤十字社を例に図で見てみましょう。
【第26報】令和6年能登半島地震にかかる日本赤十字社の対応等について
義援金詐欺から身を守るためのポイント
気を付けたいポイント
- 公式な組織を選ぶ: 公式なNGOや信頼性のある支援プラットフォームを通じて寄付を行いましょう。
- 直接の連絡を警戒する: 不審なメールや電話での勧誘には警戒しましょう。
- 情報の確認: 寄付を検討する組織が提供する情報を確認しましょう。
- 急かされることに注意: 突然の急募や緊急性を強調する手法には注意が必要です。
情報が寄せられた事例・手口
- 社会福祉関係団体を名のり、義援金の訪問集金を行うという電話があった。
- 市役所の職員を名のり、義援金の名目で金銭の振込みを依頼する電話があった。
- “オホーツク海のカニを半額で買わないか。売上金の一部を義援金にする。” という電話があった。
- 義援金を募集するメールが届いたが、メールに書かれているアドレスのリンク先が実際はアダルトサイトであった。
消費者へのアドバイス
- 公的機関が、各家庭に電話等で義援金を求めることは考えられません。当該公的機関に確認しましょう。
- 募っている団体等の活動状況や使途をよく確認し、納得した上で義援金を寄付しましょう。
- 口座に振り込む場合は、振込先の名義をよく確認しましょう。
- 不審に思ったとき、被害に遭ったときは、各地の消費生活センター等や警察まで御相談ください。
- 消費者ホットライン「188」番
- 最寄りの警察署又は警察相談専用電話 #9110
信頼できるサイトを介した団体から寄付を募金することが大切です。
支援の重要性
災害時に提供される支援は多岐にわたります。以下に、主要な支援のカテゴリーをまとめてみました。
1. 資金援助
資金は、被災地域の復興に不可欠です。個人や企業、国内外の支援機関からの寄付や助成金が、被災地域のインフラや住宅、事業再建などに活用されます。
2. ボランティア活動
ボランティアは、被災地域での様々な作業や支援活動で不可欠です。これには清掃作業、建設作業、心理的支援、地域づくりなどが含まれます。地元住民と協力して、持続可能な復興を進めるためにボランティアが大いに役立ちます。
3. 技術的・専門的支援
インフラや建設、医療、教育などの専門知識を持つ人々の協力が必要です。これにはエンジニア、建築家、医師、教育者などが含まれます。
4. 物資提供
食料、衣類、医薬品、生活必需品などの物資の提供が重要です。これには地元住民の生活支援や避難所での需要に対応するために、広範な範囲の支援が求められます。
5. 心のケア
震災で心の傷を負った人々への心理的な支援が必要です。カウンセリングやメンタルヘルスの専門家による支援が、被災地域の住民の回復を促進します。
6. 教育プログラム
子供たちや若者のための教育プログラムが重要です。安定した学習環境を提供し、将来の展望を築く手助けがされます。
もしもボランティアなどで直接支援を希望する場合は、まず情報収集を行いましょう。地域によっては受付が停止していたり、人手不足で人員配置が難しいことがあります。そのため、事前にその地域の情報を確認することが重要です。詳細な情報は、以下のサイトから確認できます。
政府広報オンライン/防災・災害対策
被災地の復興に向けて、皆さんの温かいご支援が大切です。安心してご寄付いただくためにも、慎重な選択をお願いいたします。
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