焦ることは何の役にも立たない。
後悔はなおさら役に立たない。
焦りは過ちを増し、後悔は新しい後悔をつくる。
-　ゲーテ　-

私は高校の授業で、詩を学んでいました。
そのときに学んだゲーテの言葉が、今でも心に残っています。
こんにちは、ピースアップの山下です！

今日は、地震について　改めてお話します。

地震とは……

地震は、地球の地下に存在する「プレート」と呼ばれる岩盤のずれによって発生します。
海のプレートに引きずり込まれた陸のプレートの先端が跳ね返って起きる地震を「海溝型地震」
プレートが押し合ってプレート内の岩の層が崩れて起きる地震を「内陸型地震」といいます。

地震情報を詳しく…

 
私達の生活の中で当たり前になった。地震情報。
でも、マグニチュードと震度の違いなど知っていますか？
緊急地震速報と震度速報の違い、ご存知でしょうか？
地震の多い日本だからこそ、知っておきましょう。

・緊急地震速報

緊急地震速報は地震の発生直後に、震源に近い地震計でとらえた観測データを素早く解析して、
震源や地震の規模（マグニチュード）を推定し、
これに基づいて各地での主要動の到達時刻や震度を予想し、
可能な限り素早く知らせるものです。
緊急地震速報（警報）で伝える内容は、強い揺れが予想されていることと、
予想されている地域のみが基本です。

・震度速報

気象庁が発表する防災気象情報の地震情報の、震度3以上が観測されたとき、
地震発生から約1分30秒後に、発生日時・地域・最大震度が発表されます。

・マグニチュード

地震そのものの大きさ（規模）を表すものさしです。
値が１違うとエネルギーは30倍、２違うと1000倍。

◇地震の大きさとマグニチュードの関係◇
地震の大きさ　　　　マグニチュード（M)
極微小地震…　　　　　 　1以下
微小地震…　　　　　 　　1～3
小地震…　　　　　　 　　 3~5
中地震…　　　　　 　　 　5~7
大地震…　　　　　 　 　　7以上
巨大地震…　　　　　　　8クラス

・震度
ある大きさの地震が起きた時のわたしたちが生活している場所での揺れの強さのことを表します。

【地震の揺れと被害想定】
震度0…人は揺れを感じない。
震度1…屋内にいる人の一部がわずかな揺れを感じる。
震度2…屋内にいる人の多くが揺れを感じる。つり下がっている電灯などがわずかに揺れる。
震度3…屋内にいる人の多くが揺れを感じ、棚の食器が音を立てることがある。
震度4…眠っている人のほとんどが目を覚ます。部屋の不安定な置物が倒れる。歩行中の人も揺れを感じる。
震度5弱…家具の移動や、食器や本が落ちたり、窓ガラスが割れることがある。
震度5強…タンスなど重い家具や、外では自動販売機が倒れることがある。
震度6弱…立っていることが難しい。壁のタイルや窓ガラスが壊れ、ドアが開かなくなる。
震度6強…立っていられず、はわないと動くことが出来ない。重い家具のほとんどが倒れ、戸がはずれて飛ぶ。
震度7…自分の意志で行動できない。大きな地割れや地滑り、山崩れが発生する。

震度とマグニチュードを理解すると
地震速報を見るだけで、
どれだけの大きさの地震が、どれだけの規模で来たのかが、わかりますね。

阪神大震災も東日本大震災も、最大震度は7といわれています。

そして、必ず来ると言われている、
南海トラフ・首都直下地震も最大震度は7
南海トラフは、マグニチュードは、8-9クラス
首都直下地震は、マグニチュード7クラスと想定されています。
マグニチュード＝規模の大きさ。
どれだけ広範囲に広がる、震災になるかわかります。

地震の知識を取り入れ、
”焦ることは何の役にも立たない。後悔はなおさら役に立たない。”とゲーテが言うように。

目の前で大地震が起きたとき、
私達には何が大事で、その時何が必要かを考え
焦らず後悔しないようにしておきましょう。

最後までお読みいただき、ありがとうございました(*^^*)

（参照：気象庁https://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/faq/faq25.html）
（参照：四国の防災http://www.skr.mlit.go.jp/bosai/index.html#top2）
（参照：政府地震調査本部https://www.jishin.go.jp/regional_seismicity/rs_kaiko/k_nankai/)